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洪水や地盤災害に対する危険性を定性的に把握することが可能です。河川構造物の計画・管理の基礎地盤情報、ハザードマップなどの防災計画の基礎情報、学校教材などのさまざまな場面で活用できます。
■新しい治水地形分類図の魅力■
直轄管理河川の多くの平野部では、昭和51年から53年度にかけて治水地形分類図(初版)が作成されています。しかし、作成から約30年と時間が経過し、土地利用の変化や社会資本の整備が進行して多くの地域で基図の更新が必要になっています。また、この間に開発した技術や蓄積した情報を活用して洪水や地盤災害に関する危険性の分析が可能となりました。
■新しい治水地形分類図のメリット■
- 地形区分の不整合、隣り合う地形分類図での不連続を解消
- 地形区分を細分化し、河川構造物の計画・管理・防災計画などに有益な地盤情報を提供
- 治水地形分類図が未作成の地域を補完
- 個々の河川が要求する高度な分析要求には、大学等との協力により対応可能
| 地形区分の不整合の解消 |
凡例の細分化による詳細な地盤情報の取得 |
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| 新しい治水地形分類図では、現地調査や資料調査から総合的に地形を評価することで、分類精度を向上させています。ここでは、治水地形分類図(初版)で氾濫平野と表示されていた個所を、調査精度の向上を図ることで、中州性微高地と区分し、地形区分の不整合を解消しました。 |
従来の治水地形分類図では、氾濫平野として単一分類されていた沖積面を「低位沖積面」「位沖積面」「谷底平野」へ細分類することで、有益な地盤情報を得ることが可能になりました。 |
■さまざまなサービス■
ご要望に応じて各種オプションサービスを提供します。
- 治水地形分類図の作製に際しては、地域の実情・要望に応じて調査範囲・調査内容を提案します。
- 治水地形分類図は、基図の更新や他の資料への応用が容易なように、デジタルデータで提供いたします。要望に応じて印刷図の作成や他資料との合成も対応可能です。
- 治水地形分類図データから、GISや3次元データに変換、加工を行うことが可能です。
- 治水地形分類図から読み取れるさまざまな情報を整理し、解説文を作成いたします。河川管理者向けの情報だけでなく、住民向け資料や学校教材などさまざまな場面の利用に応じてデータの加工も対応可能です。
| デジタルデータ出力例 |
解説文の例 |
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治水地形分類図をデジタルデータ、印刷図などさまざまな出力で提供できます。例えば、3次元表示ツールでは、実際の地形の凹凸を表示して、視点を自由に移動させたり、空中写真と重ね合わせたりすることで、一般の住民にもわかりやすい説明資料の作成が可能です。 |

A4版1枚のパンフレットから冊子形式まで、各種用途や対象に応じた解説書の作成が可能です。 |
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【参考:治水地形分類図の原理】
日本の平野の大部分は、砂礫が運搬され堆積して形成された堆積(沖積)平野です。砂礫堆積の原動力は、河川による砂礫の運搬・堆積で、その大部分は洪水時に行われます。つまり平野で見ることのできる微地形は、洪水の繰り返しによって形成されたもので、さまざまな微地形の規模や分布は平野内の洪水の歴史と地域差を示しています。そのため、治水地形分類図を作成し、微地形を区分することにより、洪水や地盤災害に対する危険性を定性的に把握することができます。
| 項目 |
読みとることができる情報 |
| 地盤災害関連 |
水害関連 |
| 旧河道 |
比較的軟弱な地盤であることが多く、地
盤沈下する可能性がある。また、地震時
には液状化する可能性がある。 |
洪水時に氾濫流の通り道となりやすい。
また、堤防が旧河道を横切る地点では漏
水が発生しやすい。 |
| 後背湿地 |
腐植土、粘土、シルトの地層で、地下水位
が地表近くにあるため、極めて軟弱な地
盤であり、地震による被害を生じやすい。
地震時には液状化する可能性がある。 |
本川が氾濫しない場合でも、内水の湛水
を被りやすい。また、長時間湛水しやすい。 |
| (出典:http://www.river.or.jp/jiban_data/001b.htmlより一部抜粋) |
■主な受注先■
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