【新聞記事】7月1日に民間技術交流会 聴講者募集 中部整備局

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2019.06.11

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中部地方整備局名古屋港湾空港技術調査事務所は、7月1日に名古屋市内で開く民間技術交流会の聴講者を募集する。募集は約60人。場所はTKP名駅桜通ロカンファレンスセンター3階ホールD(名古屋市中村区名駅3の13の5、名古屋ダイヤビル3号館)。希望者はメールで特定非営利活動法人伊勢湾フォーラムに申し込む。申し込み要領は同局ホームページに掲載。

発表技術は次の通り。▽技術名(発表者)=技術概要。

▽環境DNA分析による水生生物調査技術(パシフィックコンサルタンツ)=採水試料に含まれる生物のDNA(環境DNA)を分析し、調査対象種の生息を特定する技術。現地調査の省力化、調査精度のばらつき低減などが期待できる

▽超音波振動注入工法(液状化対策統括工法協会)=従来型薬液注入工法に超音波振動を併用することで、地盤への浸透性が向上し広範囲に良好な改良体をつくることが可能

▽水中3Dスキャナーによる水中可視化システム(いであ)=音響機器を用いた水中構造物などの形状計測システム。濁水や水深40メートル以上でも形状が確認でき、エ期短縮やコスト縮減、品質向上が図れる

▽Dimple f・ディンプルエフ(ゴトウコンクリート)=側溝のふたやグレーチングが破損した場合は同じものを交換していた。当技術を使うことで、規制の側溝を有効活用し大型車の横断に耐えるスリット側溝化が可能

▽流動化処理(LSS)工法(徳倉建設)=緊急輸送路や護岸裏込め部などの直下に発生している空洞地盤周辺に与えている影響を最小限に抑え、短期間で補修。

 (日刊建設工業新聞 9面)

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