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ダイオキシン類をはじめとする近年の測定分析においては、目的成分が極微量であるケースが多々あり、高純度な溶媒(目的物質に対して十分低いブランクレベル)が求められます。しかし、市販の高純度溶媒では試薬コストを無視できません。そこで、安価である一級・特級などの溶媒を全自動で蒸留精製し、より高純度な溶媒を製造できる装置を開発しました。
簡単操作で蒸留から5つのガロン瓶への分注まで自動で行います。
原料溶媒を安価な一斗缶で購入し、蒸留精製装置へ全量を供給可能です。一斗缶の全量(約18L)を装置に入れることができますので、中途半端なストックが生じません。*1:18Lのうち、初留(蒸留のはじめの時間帯で得られる溶媒)を一部廃棄し、また焼き付き防止のため残差を少量残しますので、最終的に得られる蒸留精製溶媒は15L前後で運転条件によって多少前後します。
通常、不純物、とくに低沸点化合物は初留に多く含まれるので、純度を高めるためには初留を廃棄することが重要です。本装置では、装置内に初留が残らないよう自動的に初留を廃棄することが可能な洗浄工程が組み込まれています。
蒸留された有機溶媒は、あらかじめ装置にセットしておいた5本の3Lガロン瓶に自動分注されます。3Lずつ順次自動充填されますので、15Lすべてが蒸留されるまで(5本すべてが満たされるまで)待つ必要がありません。必要に応じて1本目の蒸留済み溶媒から順次使用可能です。
空焚き防止機能*2、循環冷却水監視機能*3など各種安全装置を組み込んでありますので、夜間の無人自動運転が可能です。*2:何らかの原因で原料溶媒が急激に減少しても、空焚き防止機能により装置は停止します。原料溶媒フラスコ内壁に残差などが焼き付きませんので、原料溶媒用フラスコの洗浄も容易です。*3:冷却水循環装置からの冷却水の温度と流速を監視します。冷却水の温度が上がったり、流速が遅くなったりした場合、装置は停止しますので、溶媒が気化して装置外に出ることがありません。
3L以下の量であれば、もっとも新しい蒸留溶媒を取り出すことが可能です。自社内での生産量を調整しつつ運用が可能で、蒸留精製済み溶媒のストック量を最小限にすることで保管期間中の溶媒の汚染を防ぐことが可能です。
原料溶媒はもちろん、装置を構成するガラス器具類、蒸留溶媒を充填するガロン瓶なども自社で管理可能なので、全体的な溶媒準備のプロトコルを自社で決めておけば、自社で溶媒の管理が可能となり、品質管理上高いアドバンテージを得られます。
電気代は、一日12時間稼動で約85円です。
溶媒供給ポンプと原料溶媒用の一斗缶を置ける架台を合わせたユニットです。
装置全体を囲めるクラス1000~10000のクリーンブースです。
予備用の洗浄済みガロン瓶です。