【解析サービス】マイクロサテライト分析
2025.11.19
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そこで、アマミノクロウサギの糞DNAを用いた個体識別法を開発し、奄美大島内の林道約1.7kmを調査範囲として本種の個体数を把握する調査を実施しました。
調査では、6日間で207検体の糞を採取し、そのうち150検体で個体識別が成功しました(成功率72%)。
150検体からは計52個体が識別され、性判別分析の結果と合わせると、そのうち雄が32個体、雌が12個体、性別不明が8個体となりました。
糞DNAを用いた個体識別法は、個体数が把握できるだけでなく、調査方法を工夫することで行動範囲が推定でき、さらにデータを蓄積することで親子鑑定による繁殖成功率の推定など様々な応用が可能であり、本種の保全管理において効果的なツールとなります。