H28渡良瀬川河川環境検討業務

  • 渡良瀬川は、栃木県と群馬県の県境にある皇海山に源を発し、桐生市や足利市などの中心部を流れ、茨城県古河市で利根川に合流する一級河川です。長い年月をかけて、渓谷、礫河原、湿地、ヨシ原等の多様な環境が形成されてきましたが、澪筋の固定化や高水敷・中州における洪水時の攪乱頻度の減少により、外来種であるシナダレスズメガヤ等の植物の侵入やハリエンジュ等による樹林化の課題がみられています。
    本業務では、河川整備計画策定の一環として、これまでに蓄積されてきた河川水辺の国勢調査等の環境データを用いて、河川環境情報図の作成、経年変化分析、課題抽出を行い、今後の河川整備を進めていくうえでの環境面への影響や環境配慮を検討しました。
    また、顕在化している環境面の課題や環境配慮の対応として、ハリエンジュの繁茂抑制対策や、支川矢場川での特徴的な植物の保全対策の調査・検討を行いました。

  • H28渡良瀬川河川環境検討業務
    ハリエンジュ等の樹林化が進行している渡良瀬川
事業区分 環境コンサルタント事業/建設コンサルタント事業
分野 国土保全/環境評価・環境計画
実施事項 環境情報図作成・河川整備計画(環境)案作成
発注者 国土交通省関東地方整備局渡良瀬川河川事務所
実施年度 2016
位置 栃木県、群馬県
キーワード 河川整備計画、河川環境整備計画、河川環境情報図、環境分析・評価、環境配慮、保全対策、ハリエンジュ、樹林対策
表彰 局長表彰(会社・個人)
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