R5渡良瀬川環境検討業務
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渡良瀬川は、栃木県と群馬県の県境にある皇海山に源を発し、桐生市や足利市などの中心部を流れ、茨城県古河市で利根川に合流する一級河川です。長い年月をかけて、渓谷、礫河原、湿地、ヨシ原などの多様な環境が形成されてきましたが、澪筋の固定化や高水敷・中州における洪水時の攪乱頻度の減少により、外来種であるハリエンジュなどによる樹林化の課題がみられています。
本業務では、渡良瀬川の環境整備・保全に資する各種検討を行いました。樹林化抑制対策検討では、ハリエンジュ、シンジュの試験施工箇所についてモニタリングを実施し、抑制効果の評価を行いました。また、トータルコストを考慮した河道内樹林化抑制のための長期的な維持管理計画(案)を作成しました。 -
ハリエンジュなどの樹林化が進行している渡良瀬川
| 事業区分 | 環境コンサルタント事業/建設コンサルタント事業 |
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| 分野 | 自然環境の保全・再生・創造、環境評価・環境計画、都市・地域づくり |
| 実施事項 | 樹林化抑制対策検討、植生調査、環境整備事業評価資料の検討・作成、低水管理検討 |
| 発注者 | 国土交通省関東地方整備局渡良瀬川河川事務所 |
| 実施年度 | 2024 |
| 位置 | 栃木県、群馬県 |
| キーワード | 樹林化、植生調査、貴重種保全、環境整備事業、かわまちづくり、維持管理計画、仮想的市場評価法(CVM)、事業評価、自然再生、低水管理 |
| 表彰 | 局長表彰(会社・個人) |