水道水源の有害化学物質調査分析(ダイオキシン類) 水道水源有害物質の調査から、超微量分析までを徹底した管理のもとに実施します。
- 化学分析・リスク評価
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これらのクリーンルームにより、2次汚染を防止しています。また、ケミカルハザードの面から、実験室からの排気はいずれのタイプも圧力差を利用して空気の流れを作り、プレフィルター、活性炭フィルターおよびHEPAフィルターを通した後に行われます。これらのクリーンルームは、ダイオキシン類、PCBをはじめとするPOPs分析専用としており、クロスコンタミネーション防止のため、超低濃度、低濃度、高濃度別に、水、大気、土壌、血液等、各媒体の試料前処理操作を行っています。
水道水源におけるダイオキシン類等の調査は、マニュアル(2007年11月)では、水道原水で200L以上、浄水で2,000L以上が必要とされていますが、これだけの試料水を分析室に運搬することは現実的に不可能です。また、従来のような液/液抽出(環境水の場合20~30L程度を使用)などの方法では、信頼できるデータを得ることは困難です。
当社でのサンプリングは、自社開発した「現場で多量の水を濃縮できる」微量有機化学物質濃縮装置により行います。本装置は、次のような特長を持ち、水中のダイオキシン類等の超微量分析精度を飛躍的に高めます。
- 密閉系となっているので、試料採取時の汚染を生じない
- 流量/流速を記録でき、QA/QC(品質保証/品質管理)の上で優位
- プレフィルター、活性炭フィルター、HEPAフィルターを通して空気が供給される陽圧タイプ(クリーン度:class 1,000~10,000)
- プレフィルター、活性炭フィルター、HEPAフィルターを通して空気が供給される陰圧タイプ
- プレフィルター、活性炭フィルターを通して空気が供給される陰圧タイプ
これらのクリーンルームにより、2次汚染を防止しています。また、ケミカルハザードの面から、実験室からの排気はいずれのタイプも圧力差を利用して空気の流れを作り、プレフィルター、活性炭フィルターおよびHEPAフィルターを通した後に行われます。これらのクリーンルームは、ダイオキシン類、PCBをはじめとするPOPs分析専用としており、クロスコンタミネーション防止のため、超低濃度、低濃度、高濃度別に、水、大気、土壌、血液等、各媒体の試料前処理操作を行っています。