水中ビデオによる自動曳航撮影システム
有線方式の撮影であるため船上で撮影を確認・記録でき、
深場の砂泥域の海底を広範囲にわたり、安全性に優れかつ低コストで撮影できます。
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- 水深60mまでの砂泥質海底を撮影
- 船での曳航による、測線連続撮影
- 計測機器の搭載により、底層の環境デ-タを取得
- 船上で撮影を確認・記録
- GPSの併用により、撮影位置を再現
- 撮影記録から底生生物の定量的な生息分布を解析
- ダイバ-の減圧症が回避でき、安全に撮影
- 長時間・低コスト・効率的な撮影
ソリに搭載した水中ビデオカメラを海底面まで下ろし、GPSで位置出しをしながら約1ノットの速度で曳航して撮影します。船上では、撮影状況をビデオモニターで確認し、デッキで連続記録します。
- 深場に生育する海草類分布調査
- 海底に堆積した沈木、ごみの分布調査
- 内湾での底生動植物の定量確認調査
- 内湾での貧酸素の発生機構と分布範囲調査
- 観測用計器による水質の広範囲な分布調査
- 航路浚渫、覆砂事業での海底状況確認調査
- 危険水域(航路・サメ出没)での潜水調査