2026年度グッドデザイン賞を受賞しました
- サービス・技術
いであ株式会社が九州大学や他機関と共に推進している「スマート沿岸漁業ネットワーク(SFiN)」の漁業支援の取り組みが、2026年度グッドデザイン賞に選ばれました。
漁業者主体の海洋観測の実施、それを支える観測機器の開発、観測データを利用した高精度の海況予測シミュレーション、そしてその結果を配信するアプリの開発、これらの全てを1つのデザインと捉えてグッドデザイン賞の選考に臨み、審査委員から「多くの漁業者が共同でデータを育て、共同で使えるシステムを目指しており、漁業全体の発展への寄与が期待される。様々なビジネスにおいて、「予測」は、その成功確度を高める重要な基盤であり、本システムは、産業における共同予測システムのあり方を示唆するものである。」との論評を頂いて、受賞の運びとなりました。
受賞名:「SFiNによるスマート漁業の仕組み」
カテゴリ:産業向け意識改善・マネジメント・取り組み
事業主体名:スマート沿岸漁業ネットワーク
受賞番号:26G181362
https://www.g-mark.org/gallery/winners/34198
この試みは、漁業者の操業計画を科学的に支援し、漁業のスマート化を実現しています。日本の沿岸漁業は、不安定な収入のため深刻な人手不足に直面しています。SFiNは漁業者が容易に観察できる機器を開発し、その機器で観測したデータを用いてスーパーコンピューターで予測分析し、水温や海流の予測結果を携帯端末に配信して、漁業者の操業を支援しています。
- 海況予測結果表示アプリ:予潮
https://www.ideacon.co.jp/technology/detail/20240424081456.html - スマート沿岸漁業ネットワーク ホームページ
https://www.riam.kyushu-u.ac.jp/omg/sfin.html.ja - 海洋環境観測機器:「Smart-ACT」
https://www.jfe-advantech.co.jp/products/ocean-smart-act.html
https://www.g-mark.org/learn/gda/overview
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。