大分川ダム周辺環境調査業務

  • 大分川ダムでは、周辺環境に与える影響に配慮しながら建設事業が進められています。
    本業務では、現地調査を実施し、工事による猛禽類(クマタカなど)やコウモリ類への影響を監視するとともに保全対策を実施しました。
    猛禽類では工事に対する個体の反応や工事状況と行動圏の内部構造との関係などの整理により、コウモリ類では生息状況の経年変化の把握により対象種への工事影響を評価しました。
    コウモリ類の保全のために掘削した横坑に録音装置・自動撮影装置を設置した結果、コキクガシラコウモリなどが確認され、コウモリ類の年間を通じた利用状況を把握することができました。

  • 大分川ダム周辺環境調査業務
    上:建設中の大分川ダム(2017年12月)
    左下:巣立ちが確認されたクマタカの幼鳥
    右下:生息が確認されたコキクガシラコウモリ
事業区分 環境コンサルタント事業
分野 自然環境の保全・再生・創造
実施事項 生態調査・保全対策・工事影響評価
発注者 国土交通省九州地方整備局大分川ダム工事事務所
実施年度 2017
位置 大分県
キーワード 環境影響評価、環境保全措置、猛禽類調査、コウモリ類調査、貴重動植物調査
表彰 局長表彰(個人)
environmental

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