平成25年度 高松港湾・空港整備事務所管内港湾施設老朽化点検調査
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わが国の港湾施設・漁港施設・海岸保全施設のうち、高度経済成長期に整備されたものの多くは老朽化が進行しています。これらの安全性を確保し、長寿命化を実現するためには、計画的な維持管理を実施していくことが重要となっています。
本業務は、港湾施設の老朽化の現況を把握するために、香川県内の港湾施設(7施設)の点検診断調査を行ったものです。調査は、陸上目視、海上目視、潜水目視、空洞化調査、変位測量、マルチビームによる水中部形状調査等により実施し、その調査結果および評価にもとづき施設の性能低下度を判定しました。
評価については一律の評価を行うのではなく、対象施設の構造特性、機能特性、利用状況、変状の進行状況等を踏まえて判断するとともに、補修の必要性についての検討も行いました。
なお、現況調査の実施にあたっては工期が短期間であることから、事前調整および手続きを含めた効率的な調査工程を設定し、日単位の調査工程表により工程管理を徹底しました。また、目視調査等については、調査担当者の個人差が出ないように客観性・均質性と、過去の調査結果との整合性の確保に留意しました。
事業区分 | 建設コンサルタント事業 |
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分野 | 交通・物流基盤 |
実施事項 | 港湾施設点検 |
発注者 | 国土交通省四国地方整備局高松港湾・空港整備事務所 |
実施年度 | 2013 |
位置 | 香川県 |
キーワード | 施設老朽化調査、維持管理、現況調査、補修検討、港湾施設 |
表彰 | 所長表彰(会社・個人) |